夏風邪の一種で、感染者の飛沫やおなじタオルを使うことなどによって感染します。潜伏期間は5〜7日。39〜40度の高い熱が出て、のどが腫れて痛む風邪に似た症状が現れます。耳の前やあごの下のリンパ節も腫れ、目の充血、なみだ目、目やにがでたりする結膜炎の症状を伴い、下痢や嘔吐の症状が見られることも。熱は3〜4日続き、そのほかの症状は約1週間で治ります。 対症療法が中心です。安静を心がけ、つらそうな場合は解熱薬を飲ませたり水まくらなどで冷やしてあげるといいでしょう。目の症状には点眼薬が使われることのあります。食事はのどごしがよく消化がいいものを与え、水分をしっかり補給します。