妊娠中の胎教食と母乳について

赤ちゃんの発育を促すのは母親が十分な栄養を取ること、そして母乳が大切な理由

母体と赤ちゃんに必要な妊娠中の食事、栄養管理の基本ポイント

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赤ちゃんと母親の食事
 母親と赤ちゃんの体は健康面で密接に関係しています。母親が十分な栄養を取らずにいると赤ちゃんは発育不良となり、早産や難産の危険も多くなります。また、母体の合併症の危険もあります。赤ちゃんの発育を促すのは母親が十分な栄養を取ることが大切です。

食事のとり方
 母親が食べる食事は赤ちゃんが食べる食事そのものです。赤ちゃんは妊娠22週を過ぎるとの外の声が聞こえますので、一口ずつ語りかけるような気持ちで食事をとりましょう。また、リラックスをして音楽を聞くことは赤ちゃんの脳の成長を促すとされています。母親のイライラは赤ちゃんの成長に影響するので気持ちの切り替えを上手に出来るように工夫しましょう。

母乳が大切な理由
 母乳は生まれたばかりの赤ちゃんにとって必要な栄養素をまんべんなく含んでいます。特に初乳は大切で赤ちゃんが生きていくのに欠かせない免疫がたくさん含まれています。また赤ちゃんにとって最初に口に触れるのがママの乳首ということは栄養面以上にとても大切なことです。ですからその量よりも胸に抱いて乳首を含ませるとことに大変意味があります。3ヶ月までは少しずつでもいいのでおっぱいをのませてあげて、量が出なければミルクをあげるようにしましょう。
また、3ヶ月以上たった母乳の成分は汗と変わらなくなりますので、いつまでも母乳を飲ませているのはあまり意味がありません。

より良い母乳を出す
 母乳の出る量には個人差があります。母乳が出すぎる人は水分を控ええるようにし、母乳が出ない人は水分を多くとるように心掛けましょう。母乳を出すポイントはでんぷん質を多くとり、血液濃度があがらないようにすることです。パン食は塩分が多めになるので、ご飯や根菜類を使った和食メニューなどが理想的です。また動物性たんぱく質や脂肪分は母乳を出にくくしますので授乳期は控えめにしましょう。母乳に含まれる栄養では唯一ビタミンKが不足しがちですので、納豆や緑黄色野菜をとるように心掛けましょう。
 妊娠期間中についた皮下脂肪は母乳を作るためについたものです。ですから産後3ヶ月間母乳を飲ませていると、この皮下脂肪がとれていきます。授乳は産後のシェイプアップも兼ねています。


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