妊娠中の食事で大切なこと

元気な赤ちゃんを産むためには、妊娠中の食事ってとっても大事。

母体と赤ちゃんに必要な妊娠中の食事、栄養管理の基本ポイント

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■妊娠は健康の証
 妊娠は自然な現象で母体が健康である証拠です。特別に食べなければならない物等はなく、激しい運動を除いては今までと同じ生活で問題ありません。妊娠期間中の体の変化にあわてずに、上手に生活を合わせて行きましょう。
■正しい知識を習得する
 1日または1週間単位で必要な栄養素を過不足なく摂取するように心掛けると良いでしょう。そのためには栄養に関する正しい知識を身につけることが大切です。必要栄養素の不足・偏りは、難産や合併症を惹き起こす原因ともなります。

■「普通の食事」とは
 普通の食事とは、これまでと同じ普段の食事ということではありません。「平均的な食事」ができるように、今まで食生活に無関心だった人は食生活を見直す必要があります。いい加減な食事は母体や赤ちゃんに良い影響を与えず、難産の原因ともなります。
■食事をとる時に気をつけること
 妊娠中は偏食をしないことと、肥満に気をつけることが大切です。現代の食生活では鉄分、カルシウム、食物繊維など、特に妊娠中に必要な栄養素が不足しがちです。バランスよく栄養を摂取するには偏食を避け多くの種類の食品をとることが大切ですが、エネルギー過多にも注意が必要です。肥満は合併症や巨大児の原因となるばかりではなく、産道を狭めることにより出産時の障害ともなります。11kg以上の体重増加は要注意です。
■妊娠期間別の注意点
 妊娠の期間に応じて食事の注意点が異なります。妊娠初期はつわりが起きるので特に無理をして食事をする必要はありません。妊娠中期はお腹が空くため食べ過ぎに注意します。妊娠後期はむくみが出やすいため塩分を控えた食事をするようにします。

■バランス良く栄養をとるには  栄養の偏りを防ぐためには、1日30品目以上の食材をとるよう心掛けると良いでしょう。また、和・洋・中とメニューに変化をつけたり主菜の材料を変えるだけでも栄養バランスの良い食事となるでしょう。 ■苦手な食材がある場合  苦手な食材は無理に食べようとせず、他の食材から必要栄養素をとる工夫をしましょう。胎教のためにも楽しい食事を心掛けることが大切です。例えばたんぱく質やカルシウムの摂取には牛乳・卵だけではなく、豆腐・肉・小魚などからもとることができます。


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