忘れちゃいけないお祝い返し

赤ちゃん出産後の準備品−お祝い返し−

家のなかのお祝いごとを親しい人にも知らせ一緒に喜んでもらう・・ということで、喜んでくれる人に送るのが「内祝い」ですが、現在は出産祝いを頂いた人にお返しをするという意味になってきています。でも喜びを分かち合うという気持ちは変わりませんね。少し面倒な気がしますが、やっぱりステキな風習だと思いませんか?

お祝い返しの準備
出産後は赤ちゃんのお世話で毎日てんてこ舞いです。気持ちのこもったお祝い返しのためにも妊娠中に準備をしておきましょう。ギフトのカタログを見て、友達にはこれ、親戚にはこれなどと目星を付けておくと良いですよ。「のし」や「命名カード」もキチント対応してくれます。

お祝い返しは何がいい?
定番は砂糖、鰹節、タオルなどですが、相手が喜ぶものを考えて贈るのが一番。年齢や家族構成、ライフスタイルなどを基に心を込めて選びましょう。オシャレだったり少し贅沢だったりする日常品などを送ると感心されます。ちなみに我が家は「博多の明太子」、明太子が食べれない人には「桐の箱に入った讃岐うどん」、若い女性には「紅茶パックの詰め合わせ」を贈り、好評でした。

蝶結び・・何度も結びなおせることから、何回繰り返しても喜ばしい祝事につかいます。出産・新築・節句・誕生日・これらの内祝(お返し)などに使用。
結びきり・・繰り返しを嫌う祝事につかいます。結婚祝い・快気祝い・これらの内祝(お返し)などに使用。
内のし・・包装紙の内側に付けます。
外のし・・包装紙の外側につけます。
のし書きの名前について
蝶結びの上方に「内祝」。下方に姓か赤ちゃんの名前をいれます。姓の場合は命名カードを一緒に入れるとよいです。

御着帯
 妊娠5ヶ月の戌の日 安産を祈願して腹帯を巻きます。病院によっては腹帯をプレゼントしてくれたり、メモリアル儀式として巻いてくれるところもあります。
お七夜(命名式)
 生後7日目 半紙に墨で「命名 赤ちゃんの名前」、その右側に父の名前と続柄(長男など)。左側には生年月日を書いて神棚や床の間などに1ヶ月間飾ります。
お宮参り
 生後30日後(地方によっては100日後) 赤ちゃんが健康にスクスクと大きくなってくれることを祈り、神社に参拝します。赤ちゃんは祝い着、ママは黒留め袖か色留め袖、パパは礼服。どちらかの祖母が付き添い赤ちゃんを抱くのが本来だそうです。
お食い初め
 生後100日か120日目 一生食べ物に困ることが無いようにということで祝い膳(赤飯と一汁三菜)を食べさせる真似をします。離乳食を始める時期なので実際に離乳食を始めたりする場合も多いようです。
初節句
 初めての節句 生まれてから始めての節句、ひな祭り(ももの節句)か端午の節句のお祝い。

赤ちゃんの出産の準備・育児に役立つサイトトップへ戻る