妊娠中初期のその他の検査として、次のようなものがあります。
子宮頸部細胞診・・・子宮頸部(子宮入り口)のガン検診。子宮頸部よりヘラ、または綿棒で細胞を採取し、顕微鏡でガン細胞がないか調べます。
クラミジア・・・子宮入り口のおりものを採取し培養してクラミジア・トリコマスという微生物の感染を調べます。
感染している場合は新生児肺炎の原因になるため抗生物質を使い治療します。
GBS・・・B群連鎖球菌。流・早産、前期破水の原因になります。赤ちゃんに感染し、重症に場合は死亡することもあります。
希望により行う赤ちゃんの異常を調べる検査
*これらの検査は産み分けになってしまうので、病院では積極的に教えてくれません。この検査を受ける時には「もし検査でお腹のあかちゃんに異常があるとわかったらどうするか」をじっくり考えてから、こころしてのぞみましょう。
クアトロテスト・・・血液より赤ちゃんの異常を調べる検査。妊娠15週から18週に行い10日間くらいで結果が出ます。ダウン症、開放性神経管奇形、18トリソミーの赤ちゃんの確立がでます。確立が高い場合羊水検査を行い確定診断する場合もあります。
絨毛検査・・・胎盤になる絨毛の部分を採取し、細胞を培養、、産まれてくる赤ちゃんの染色体異常の有無を調べる検査。妊娠9~11週に行い約2週間で結果がでます。流産、子宮内感染、破水などのリスクがわずかにあります。
羊水検査・・・お母さんのお腹に針を刺し羊水を採取して、中の細胞を培養して染色体異常、ダウン症がないかを調べる検査。妊娠16~18週に行い3週間で結果がでます。高齢出産の場合、勧められることもある。
うちのかみさんから、これからママになる方々のためのアドバイスです。参考となってくれれば幸いです。