妊娠中の食生活
塩分を摂り過ぎない・・・1日10g以下にしましょう。ムクミや高血圧、タンパク尿の原因になります。
カロリーを摂り過ぎない・・・体重の増えすぎは妊娠中毒や難産の原因になります。標準体重の人の場合で6~8kgの増加が理想です。
栄養をバランスよく・・・1日30品目の食品を摂ることを目標にしよう。
妊娠中にとくに必要な栄養素
葉酸・・・赤ちゃんのDNAの合成に必要。神経管閉鎖障害を予防します。とくに妊娠初期、授乳期にとるべき栄養素。ブロッコリー・かぼちゃ・アボガド・いちごなど
カルシウム・・・骨、歯の主成分です。牛乳・小魚・干しえび・小松菜・ヨーグルトなど
ビタミンB6・・・赤ちゃんの成長を助けます。妊娠初期のつわりを軽くし、体調を整えます。
ビタミンB12・・・葉酸と一緒に赤血球を形成。貧血を予防します。
ビタミンD・・・カルシウムの吸収を助けます。
鉄・・・血液のもとになります。お母さんの貧血予防になります。レバー、ほうれん草、ひじき、牡蠣、大豆など
タンパク質・・・筋肉、血液などの細胞をつくる栄養素。卵、肉、大豆など
*赤ちゃんの健康な成長をさまたげることがあるため、ビタミンAはあまり摂り過ぎないようにしましょう。
その他日常生活の留意点
少なくとも8時間の睡眠と軽い運動(散歩、マタニティ体操・スイミングなど)、バランス良く栄養をとり、体を清潔に保ちましょう。長時間のたち仕事やしゃがむ姿勢、階段の上がり降りは休憩をとるなどして注意し、重い物を持ったり腹部を圧迫するようなことは避けましょう。出血の様子には注意しましょう。
うちのかみさんから、これからママになる方々のためのアドバイスです。参考となってくれれば幸いです。